カーナビゲーション(以下カーナビ)の歴史は意外と古く、15年ほど前から製品としては実用化されていました。(まだCD−ROMも無かった頃です)
しかし当時は技術的にもまだ途上で、とても実用に耐えるとは言い難く、操作も頻雑で難しく、また高価だったためそれほど普及はしませんでした。

90年始めに米国によるGPS(グローバルポジショニングシステム)が応用されはじめると、カーナビの技術は急速に発展してきました。

当初はGPSの誤差による位置ズレがあったり、ルート設定はおろか、地図もスクロールができないなどの問題がありましたが、以降はジャイロセンサとの併用によるハイブリッド化等による高精度化、地図デバイスはCD−ROMから大容量のDVD−ROM、HDDへと急速に進歩し、低価格化もあいまって、カーナビはクルマに乗っている人のほとんどが購入を考えていると思われるほどメジャーなモノになりました。

当社でもGPSナビ発売当初から販売取付をおこなってきていますが、販売台数、取付台数ともに年々増加してきています。また価格も下がってきていますが、まだ高額な商品の為、クルマの代替の際にナビの乗せ換えをされる方も少なくありません。正直言って10年ほどでここまで普及するとは思っていませんでした(笑)。

 
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